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一般財団法人札幌市スポーツ協会

【開催レポート】第4回 スポーツとライフの研究所(9/6(土)開催)

更新日:2025年10月2日

9/6(土)に『第4回 スポーツとライフの研究所』を開催いたしました。
札幌市民のみなさんと札幌市スポーツ協会の職員25名が参加。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

 

スポーツとライフの研究所は、講話とデザインワークショップの二部制。

 

講話は、株式会社まちのミライ 代表取締役社長 河合 竜二さんをゲストにお招きし、「やるだけじゃない! ? スポーツの目的」をテーマにお話しいただきました。

河合さんより、ご自身のサッカー人生をもとにスポーツを「みる」「する」「ささえる」の3つの視点からお話しいただきました。

 

<みる>

名門チームの試合を見て憧れを抱き、プロを志した少年時代。

応援や共感が夢を育てていった。

 

<する>

挫折を乗り越え、チームメイトの努力の大切さを実感した学生時代。

体格差は「考えるサッカー」が身に付くきっかけになった。

「プロになるという夢」が毎日全力で取り組む理由に。

「微差を大差に」をテーマに、挑戦を続けたプロ時代。

 

<ささえる>

引退後は、自分の力を還元できると考え北海道に残る決断。

サッカー教室やクラブ運営に携わり、選手を支える多様な役割の重要性を実感。

ひとつの試合を運営するにも、さまざまな人が関わっている。

今の夢は、北海道の全部の島でサッカー教室を実施すること。

結果、「スポーツの魅力をあげること」につながっている。

 

河合さんの現役時代のサポーターの方や、スポーツを教える立場の方、運営する立場の方、普段から健康目的でスポーツに取り組む方。たくさんのスポーツとの関わり方が会場の中だけでも実感することができました。

 

それぞれが捉える「スポーツの魅力」は、「みる・する・ささえる」のそれぞれの分野から“ひと”から“ひと”へと広がっていくのだと思います。

 

みる: 応援・共感、夢を与える
する:健康目的・体を動かす、楽しむ
ささえる(魅力をあげる):人や地域を支える

「スポーツを『みる・する・ささえる』の3つの視点で考えると、どれも欠けてはいけない、3つが掛け合わさるからこそ“スポーツ”の魅力が上がっていくのだと思います。」と最後にメッセージをいただきました。

 

スポーツの魅力は、人々が自然に集まり、つながることができる場であると、今回の講話を通して感じることができました。


ワークショップのテーマは「キャラクターの気持ちを考える」。

スポーツ・フィットネス教室事業のブランドづくりにご協力いただいている、株式会社インプロバイド 小林 元さんによる進行です。講話ゲストの河合さんにもご参加いただきました。

スポーツとライフの研究所 第1回目から第4回目のワークショップを通して、現在当協会が進めているスポーツ・フィットネス教室事業のブランドづくりのデザイン要素を札幌市民のみなさんと一緒に考えていきます。

 

今回考えるデザインの要素は「キャラクターの気持ち」です。

 

ブランドづくりのひとつとして、多様なスポーツのおもしろさを提案するキャラクターが誕生する予定です。

札幌市のスポーツに携わるみなさんと一緒に、キャラクターに必要な使命や役割を考えていきます。

 

<質問1

河合さんのお話を聞いて、

やってみたい!興味あるかも!と感じた私とスポーツの関係性を書いてみよう!

<質問2

スポーツと「〇〇〇」の新しい関係性を考えてみよう!

もしかすると、どんなことでもスポーツと関係できるかも!

今回のデザインワークショップで札幌市民のみなさんから集まった「私とスポーツの関係性」の一部を紹介いたします。

 

◯みる

・会場の一体感、決勝戦を見た経験は一生の財産

・誰かと一緒に観にいくことが楽しい

・試合を生で観戦するとまた一味違う

 

◯する

・自分がマラソンを走る時は、沿道の応援が力になる

・心から楽しいと思えるスポーツ競技がある

・筋トレなどの身体づくり

・元オリンピアンが先生のスポーツ教室への参加

 

ささえる

・応援が選手に伝わることを実感する

・メンタルマネジメントやチームビルディング

・施設管理をすることで、良い環境を提供すること

・ボランティア活動

・グッズを製作すること、グッズを購入すること

情報発信、ファンクラブに入会

・医療、トレーナー

・教室のお迎え

などなど…たくさんの意見が集まりました。

 

改めまして、今回ご参加いいただいたみなさん、ありがとうございました!


今回で「スポーツとライフの研究所」は最終回を迎えました。

4回、ご参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました。

 

■第1

 開催日:6/28()

 ゲスト:株式会社ランナーズ・ウェルネス 代表取締役社長 比企 啓之 氏

 <開催レポート>

  https://www.sapporo-sport.jp/topics/?bid=1&no=7589

 【学び】

  人々によろこばれることを想像して企画することも「スポーツ」

 【デザイン】

  好きな景色から思い浮かべた「色」

 

■第2

 開催日:7/26(土)

 ゲスト:株式会社北海道日本ハムファイターズ 元プロ野球選手 村田 和哉 氏

 <開催レポート>

  https://www.sapporo-sport.jp/topics/?bid=1&no=7657

 【学び】

  「スポーツ」は技術だけではなく、心や人間性も日々成長

 【デザイン】

  スポーツのフィールドから連想する「形」

 

■第3回 

 開催日:8/30(土)

 ゲスト:株式会社スポーツショップ古内 代表取締役社長 古内 克弥 氏

 <開催レポート>

  https://www.sapporo-sport.jp/topics/?bid=1&no=7738

 【学び】

  「スポーツ」で育まれた愛着は、生活をより豊かにする

 【デザイン】

  大切なものの共通点から考える「大切にされる理由」

 

■第4回 

 開催日:9/6(土)

 ゲスト:株式会社まちのミライ 代表取締役社長 河合 竜二 氏

 <開催レポート>

 https://www.sapporo-sport.jp/topics/?bid=1&no=7829

 【学び】

  みる・する・ささえる、3つの観点で「スポーツ」の魅力が上がっていく

 【デザイン】

  スポーツと新しい関係を探す「キャラクターの役割」

 

 

4名のゲストの講話から学び、ワークショップで考えた内容は、これからの教室事業のブランドをデザインするヒントとなっていきます。これから20262月(予定)に向けて、ロゴマークや愛称、キャラクターなど、新しい教室事業づくりのデザインを考え、つくっていきます。

 

これからの、スポーツ・フィットネス教室のあゆみは、こちらの記事にて随時お知らせいたします。

https://www.sapporo-sport.jp/topics/?bid=1&no=6921