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一般財団法人札幌市スポーツ協会

【開催レポート】第2回 スポーツとライフの研究所(7/26(土)開催)

更新日:2025年8月5日

7/26(土)に『第2回 スポーツとライフの研究所』を開催いたしました。
小学生のみなさんと札幌市スポーツ協会の職員、合計で20名の参加。

ワークショップでは、小学生の保護者の方たちにもご参加いただきました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

 

スポーツとライフの研究所は、講話とデザインワークショップの二部制。

 

講話は、株式会社北海道日本ハムファイターズ 元プロ野球選手 村田 和哉さんをゲストにお迎えし、「野球から得た大切なこと」をテーマにお話しいただきました。

2008年に北海道日本ファイターズに入団した村田さん。現在は株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメントと札幌市スポーツ協会が開催する「北海道日本ハムファイターズアカデミー」のコーチを務めています。

アカデミーは現在、北ガスアリーナ札幌46、手稲区体育館で教室開講中です!

 

参加した小学生のみなさんの未来につながるおはなしとして、村田さんの野球人生から学び得た4つのテーマについてトークが進んでいきました。

 

1.中学時代:覚悟

小さい頃から身長が小さいことがコンプレックス。

プロ野球選手の身長ばかり気にしていた時、甲子園で活躍していた身長163cmの選手がドラフト1位指名。

「プロ野球選手は身長180cm以上ないと…」という固定概念が外れた瞬間、夢への覚悟が決まった。

→達成できなかった時の逃げ道をつくらない

 

2.高校時代:自信

覚悟が決まったが、自信がなかった高校時代。当時、背が低い選手もプロ野球で活躍しはじめる。

「小さいけど、小力がある」プロのスカウトからもらった言葉が自信になった。

監督から「名もない雑草にも陽は当たる」という言葉をもらい日々努力をした。

→自分自身の可能性にふたをしない!

 

3.大学時代:チームワーク

小中高までは自分のことばかり考えていた。

大学4年生で監督から人間としての成長のためにキャプテンを任される。

自分が活躍しなかった時のベンチに戻ったときの立ち振る舞いやチームとしての勝利のために全力疾走する姿勢など能力勝負ではなく人間性を重視。

→みんなのために!チームのために!という思いは自分に返ってくる!

 

4.プロ時代:挑戦

俊足を活かして代走で活躍。プロ一年目は2軍で盗塁王。

プロ二年目の1軍では、出番のほとんどが92アウト1-0

自分の盗塁でゲームセットの経験から、盗塁が怖くなってしまった。

自分の盗塁でアウトになったことに後悔はないが、その次の勝負やチャレンジをしなかったことが後悔。

→失敗は学び!挑戦あれば人生に失敗はない!

最後に、北海道日本ハムファイターズの新球場構想を紹介するムービーを紹介。

村田さんは当時、この大きな挑戦であった北海道日本ハムファイターズの新球場構想から、野球で得た大切なこと4つはどんな場面でも役立つと再確認されたそうです。

 

「壮大な挑戦は、野球やスポーツだけではなくすべてにおいて大事です。

自分自身は野球経験から学びましたが、この学びは野球以外にも絶対に生きています。

みんなが挑戦するとき、夢に向かって進むとき、今日のおはなしの4つを思いだしてほしいです。」とメッセージいただきました。

野球から得た大切なこと。

単なる技術やフィジカルだけではなく、心や人間性も含めて、日々成長すること。

そしてスポーツメンタルトレーナーとして「心の中で一番影響力がある言葉は、自分自身の言葉。体は食べものから、心は言葉から成長する。」とお話しされていたように、村田さんご自身の野球経験から「自分を信じること」の大切さが伝わる講話でした。

 


 

ワークショップのテーマは「スポーツのおもしろさをつなぐ、マークをつくろう!」。

スポーツ・フィットネス教室事業のブランドづくりにご協力いただいている、株式会社インプロバイド 小林 元さんによる進行です。講話ゲストの村田さんにも参加していただきました。

「スポーツとライフの研究所」第1回目から第4回目のワークショップを通して、現在当協会が進めているスポーツ・フィットネス教室事業のブランドづくりのデザイン要素を札幌市民のみなさんと一緒に考えていきます。

 

今回考えるデザインの要素は「形」です。

 

野球・サッカー・バスケットボール・バレーボール・ハンドボール・テニス・卓球・剣道・柔道・弓道・相撲・スケート・カーリング・水泳…

 

それぞれのスポーツのフィールドからパーツを抽出して作成したワークシートを活用し、小学生たちの自由な発想で、ワークシートに描かれたスポーツのフィールドから連想するものやイメージするものを描いていきました。講話ゲストの村田さんや一緒にお越しいただいた保護者の方たちにもデザインワークショップにご参加いただきました。

今回のデザインワークショップで小学生みなさんが描いた「スポーツのフィールドから見えてくるイラスト」の一部を紹介いたします。

◯バスケットボールコートから、こいのぼり

◯スケートリンクから、地下鉄

◯ハンドボールコートから、鳥

◯プールのTマークから、ロボット

などなど…たくさんの展開が集まりました。

 

改めまして、今回ご参加いいただいたみなさん、ありがとうございました!


■第1回目

開催日:6月28日(土)

ゲスト:株式会社ランナーズ・ウェルネス 代表取締役社長 比企啓之 氏

https://www.sapporo-sport.jp/topics/?bid=1&no=7459

<開催レポート>

https://www.sapporo-sport.jp/topics/?bid=1&no=7589

 

■第3回「スポーツとライフの研究所」※現在、お申込み受付中です!

3回「スポーツとライフの研究所」は8/30日(土)開催です。

ゲストは、株式会社 スポーツショップ古内 代表取締役社長 古内 克弥さんです。

「スポーツ用品のこだわり」と題して、古内さんのお店で取り扱うスポーツ用品やメーカーのこだわりについてお聞きします。

スポーツをする人びとを支える、さまざまなスポーツ用品。見た目だけでは伝わらない、実際に使ってみないとわからないことへの理解が深まるお話になるはずです。

レクチャー後には札幌市スポーツ協会の教室事業ブランドづくりに関わる、デザインワークショップも開催しますので、ぜひ楽しみにしてください。

▼詳細はこちら

https://www.sapporo-sport.jp/topics/?bid=1&no=7292

 

■第4回「スポーツとライフの研究所」

4回「スポーツとライフの研究所」は9/6(土)開催です。

ゲストは、株式会社まちのミライ 代表取締役社長 元プロサッカー選手の河合 竜二さんです。

申込期間は8/14(木)~8/31(日)を予定しております。

詳細が決まりましたら、ホームページにてお知らせいたします。