競技規則

(1)ユニフォーム
上着はチーム揃いのもので、ストッキングは必ず着用し、すね当てを着用すること。ただし、ユニフォームを有していないチームは、ビブスを着用すること。シューズは体育館用もしくは室内用の運動靴とする。※床面を痛めるスタッドの付いたもの及び、屋外で使用した運動靴は認めない。
(2)ピッチサイズ
原則28m×15m
(3)ボール
フットサル検定球
(4)試合時間
前後半それぞれ15分で、ボールがアウトオブプレーになっても時計を止めない。
※終了を知らせるホイッスルが鳴った瞬間に試合終了となり、その後の加点はしない(ブザービーターの廃止)。
(5)ハーフタイム
ハーフタイムは3分とする
(6)延長戦
延長戦はない
(7)タイムアウト
タイムアウトはない
(8)競技者の数
1チーム5人で1人はゴールキーパー(GK)。競技開始時、1チーム3人以上(GKを含む)いなければならない。
交代要員最大10人。退場等によって1チーム3人未満になったとき競技は放棄される。試合中、GKも含め交代ゾーンから自由に交代できる。ただし、プレー中の選手がピッチを完全に出てから交代選手が入ること。
競技者が退場を命じられたチームは、2分間経過後に交代要員の中から競技者を補充することができる。ただし2分間経過する前に得点された場合に限り、その直後に選手を補充することができる。
(9)ファウルと不正行為
競技者が次の7項目の反則を不用意に、無謀に、または過剰な力で犯したと審判が判断した場合、直接フリーキックが与えられる。
●相手競技者をける、またはけろうとする
●相手競技者をつまずかせる。
●相手競技者に飛びかかる
●相手競技者をチャージする
●相手競技者を打つ、または打とうとする
●相手競技者を押す
●相手競技者にタックルする
次の3項目の反則を犯した場合も、直接フリーキックが相手チームに与えられる。
●相手競技者を抑える
●相手競技者につばを吐く
●ボールを意図的に手または腕で扱う(GKが自分のペナルティーエリア内にあるボールを扱う場合を除く)
競技者が次のことを行ったと審判が判断した場合、違反の起きた場所から間接フリーキックが相手に与えられる。
●危険な方法でプレーする
●意図的に相手の前進を妨げる
●ゴールキーパーの手からボールを離すのを妨げる
●相手競技者に対して犯した場合直接フリーキックで罰せられる反則を味方競技者に対して犯す
●競技者を警告する、または退場させるためにプレーを停止する違反で、規定されていないその他の違反を犯す
競技者または交代要員が、次の7項目の反則を犯した場合、警告される。
●反スポーツ的行為
●言葉または行動による異議
●繰り返しフットサル競技規則に違反する
●プレーの再開を遅らせる
●コーナーキック、キックイン、フリーキックまたはゴールクリアランスでプレーが再開されるとき、規定の距離を守らない
●審判の承認を得ずピッチに入る、復帰する、または交代の手続きに違反する
●審判の承認を得ず意図的にピッチから離れる
競技者または交代要員が次の7項目を犯した場合、退場が命じられる。
●著しく不正なプレーを犯す
●乱暴な行為を犯す
●相手競技者またはその他の者につばを吐く。
●意図的に手でボールを扱って、相手チームの得点または決定的な得点の機会を阻止する(GKが自分のペナルティーエリア内にあるボールを扱う場合を除く)
●フリーキックまたはペナルティーキックとなる違反でゴールに向かっている相手競技者の決定的な得点の機会を阻止する。
●攻撃的な、侮辱的な、または口汚い発言や身振りをする。
●同じ試合の中で二つ目の警告を受ける。
(10)キックオフ
・コイントスに勝ったチームが、第一ピリオドに攻めるゴールか、またはキックオフを行うかを決める。
・キックオフを行う競技者を除いて、すべての競技者はピッチの自分達のハーフ内にいなければならない。
・ボールは、360度のどの方向に蹴っても良いが、蹴られて明らかに動いたときインプレーとなる。また直接得点も出来る。
(11)フリーキック
・相手競技者は5m以上離れなければならない。
・キッカーを妨害する行為(惑わす、並走等)は警告となる。
・2人以上の守備側チームの競技者が「壁」を作った時、すべての攻撃側のチームの競技者はボールがインプレーとなるまで 「壁」から1M以上離れていなければならない。
(12)累積ファウル
直接フリーキックとなった反則をチームで前後半それぞれ累積し、6つ目の反則から相手チームに壁なしの直接フリーキックが与えられる。壁なしの直接フリーキックは次の地点から行われる。
・第2ペナルティーマークの仮想ラインより後方で犯した場合は、第2ペナルティーマーク
・第2ペナルティーマークの仮想ラインより味方ゴール寄りの位置で犯した場合は、キッカーがその地点か第2ペナルティーマークを選択する
・ペナルティーエリア内で犯した場合はペナルティーキック
(13)キックイン
(サッカーのスローインに代わるもの)ボールを蹴る競技者は、ボールがピッチから出た地点から最も近いタッチライン上に必ずボールを静止させてから蹴る(蹴る準備ができてから4秒以内)。
(14)ゴールクリアランス
ゴールラインをボールが完全に越えたとき、ボールに最後に触れた競技者が攻撃側である場合にはゴールクリアランス(GKスロー)によりプレーが再開される。
・守備側に限り、ペナルティーエリア内でボールを受けることができる。
・直接ハーフウェーラインを越えることができる。
・ゴールクリアランスは4秒以内に行われなければならない。
・クリアされたボールが相手競技者に触れないかぎり、GKに戻すことができない。
(15)コーナーキック
ゴールラインをボールが完全に越えたとき、ボールに最後に触れた競技者が守備側である場合は、越えた側のコーナーエリアから攻撃側のコーナーキックによりプレーが再開される。相手競技者はボールから5m以上離れなければならない。コーナーキックが4秒以内に行われなかった場合は、相手チームのゴールクリアランスから再開。
(16)GKのプレーについて
ペナルティーエリアを出てフィールドプレーもできるが、味方ハーフ内ではペナルティーエリア内だけではなく、ピッチ上どこの場所であっても、手、足にかかわらずボールを4秒超えて支配することはできない。インプレー中に限らずゴールクリアランスからであっても、ボールを離した後、ボールが相手競技者によってプレーされた後でなければ、味方競技者からパスを受けられない。戻されたボールをGKが触れたときは、その地点から相手チームの間接フリーキックとなる。ただし、その地点がペナルティーエリア内の場合は、その地点に最も近いペナルティーエリアのライン上からの間接フリーキックとなる。
(17)4秒ルール
フリーキック、キックイン、及びゴールクリアランスは全て4秒以内に行わなければならない。4秒を超えた場合、その地点から、もしくはその地点がペナルティーエリア内であればその地点から最も近いペナルティーエリアライン上から、相手側チームに間接フリーキックが与えられる(キックインのときは相手側チームのキックイン)。但し、コーナーキック時に4秒を超えた場合はゴールクリアランスが相手チームに与えられる。
(18)オフサイド
オフサイドはない
(19)その他詳しいルールについては、日本サッカー協会・2020/21フットサル競技規則を準用する。
          ※ JFAホームページ「フットサル競技規則改正解説映像」https://www.jfa.jp/referee/news/00025190/を確認
 

その他

(1)オフィシャルについて(自チームの試合の前後どちらかでオフィシャルを必ず担当してください。)
主審1名・得点係1名と副審1名・記録係1名をそれぞれチームで担当すること。また、オフィシャル担当者は黒っぽい服装とし、ホイッスルを用意すること。
なお、試合を楽しむには必ずオフィシャルが必要となるため、担当の試合は必ずオフィシャルを行うこと。事前にオフィシャルが出来ないことが分かっている場合は、必ず穴を空けないよう人員を調整し、試合が滞らないようご協力をお願いいたします。(ただし、審判については必ず有資格者が行うこと。)
遅刻などによりオフィシャルを行えなかった場合は、ペナルティとして5,000円を徴収する。
また、オフィシャルを協力したチームには運営費の割引を適用する。(主審2,000円、副審1,000円、記録・得点係500円をリーグ運営費より減額。運営費以上の減額は行わない)
(2)アップスペースについて
・2階のランニングデッキを開放する。ただし、ボールの使用は禁止する。
・試合中は、待機チーム等によるピッチ周辺でのボールの使用を禁止する。
(3)装飾品について
指輪、ネックレス等の装飾品については、事故防止のためはずすこと。
眼鏡についても原則としてはずすこと。ただし、自分自身あるいは他の競技者に危険でなければ着用を認められる場合があるので、試合前に主審に申し出て許可を受けること。
(4)試合のキャンセルについて
原則として、試合のキャンセルはできない。万が一キャンセルした場合でも、試合日のリーグ運営費を徴収する。併せて、相手チーム分の運営費も徴収する。
(5)メンバー登録について
メンバー登録に変更があった場合は、試合の前日までに、FAXにて各体育館へすみやかにメンバー変更届を提出すること。(1回につき5名まで)
(6)警告、退場を受けた競技者に対する懲罰処置
(1)警告2回を受けた競技者は次の1試合を自動的に出場停止とする。
(2)主審より退場を命じられた競技者は次の1試合を自動的に出場停止とする。
※内容により処分の出場停止期間を決定する。
(3)退場と警告による自動出場停止を重ねた競技者も上記と同様処置する。